第2章のあらすじ
クオリークレストに到着したトレサ。まずは商売になりそうなものを探してみる。
鉱山の方に行ってみると、クズ石ばかりで金が採掘できないと嘆く男が。しかしトレサはそのクズ石に磨けば光るものを感じ、彼から買い取ることに。
そのクズ石は磨くととてもきれいな宝石になり、それを広場で売りさばいていると、まったく同じ宝石をトレサ以上に雄弁な語り口で売る男が現れた。男は商人アリー。負けじと商売を続けるトレサだったが、アリーに客を根こそぎ奪われてしまう。トレサは悔しがりつつも潔く負けを認める。
そうして2人で話をしていて、彼の父親も商売をしている話や、グランポートで開かれる大競売の話などを聞く。その大競売で名を売った商人はこの世界で一人前とされるという。トレサは大競売で名を売ることを目標に据え、2人は良きライバルとしてお互いを認め合うようになった。
そんなところに大地主モーロックが現れた。2人の商売の横取りを企むモーロックに抵抗するアリーだったが、あっけなく傭兵に捕縛されてしまう。
アリーをたすけるため、そしてモーロックのやり口に立腹したトレサは、モーロックの屋敷に向かう。
そして傭兵を倒し、一転して弱腰になったモーロックに、トレサはアリーへの暴言を撤回させ、この町から手を引くことを約束させる。
ことが終わった2人は、グランポートで開かれる大競売に出ると誓い合い、別々の旅にでた。
大競売に出るには、相応の商品が必要だ。
次に目指すのは、手記にも書かれている街、ウッドランド地方の「ヴィクターホロウ」だ。
第1章のあらすじ
海賊たちとの一悶着に力を貸してくれた元大海賊レオン。トレサを気に入ったレオンは、商船からなんでも一つ積荷をプレゼントしてくれるという。一流の目利きであるトレサがその中から選んだのは、かつて船に乗せた男が置いていった「手記」だった。トレサはまだ見ぬ世界に想いを馳せ、手記に導かれるようにクオリークレストへとやってきた。
※ネタバレあります
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