第3章のあらすじ
式年奉火の儀式のため、ゴールドショアを訪れたオフィーリア。大聖堂にてドノヴァン司教を訪ねるが、なんだか彼の様子がおかしい。
なにやら娘を誘拐したという脅迫状が届いており、誘拐犯はオフィーリアの持つ採火燈を持ってくるように要求してきたらしい。
オフィーリアは、司教の娘リサを助け出すため、脅迫状に指定された洞窟へ向かう。
すると町の中でレオニール商会のマティアスと再開した。信仰の実情を語るマティアスに対し、オフィーリアは人を疑うより信じたいと語った。
洞窟の奥へたどり着くと、謎の男たちが種火を奪い取ろうと襲いかかる。
謎の男たちを倒し、リサを助け出した。なぜ種火を狙ったのか訊くと、「救世主」がそう望んだと語り、彼らは自害してしまう。
リサを連れて街にもどったオフィーリアによって、式年奉火の儀式が執り行われる。
無事に儀式を終え、宿屋に向かうオフィーリアの前に、フレイムグレースにいるはずのリアナが現れる。父、ヨーセフ大司教のことで大事な話がある言う。
リアナは、父ヨーセフが亡くなったことを告げる。
取り乱す彼女をなだめるオフィーリアだったが、突然、体の自由が失われて倒れ込んでしまう。
薄れる意識の中、リアナは種火を奪い、謎の男と去っていった。
どうやら聖火教会と対立する宗教組織の者がリアナに近づき、父ヨーセフを蘇生できると誑かしたようだ。
リアナの身を案じ、彼女たちの後を追う。
次に目指すのは、フラットランド地方「ウィスパーミル」だ────。
第2章のあらすじ
セントブリッジを訪れたオフィーリアは、バルトロ司教に出迎えられて大聖堂へと向かう。
バルトロ司教によると近頃の聖火は勢いが小さくなっているという。オフィーリアは驚いたが、だからこそ式年奉火の儀式が必要なのだという。そして式年奉火の儀式は成功し、セントブリッジの聖火は輝きを取り戻した。オフィーリアは少し町の様子を見回ることに。
広場に行くと3人の子どもたち、エミール、ダリル、ネイトが揉めているようだ。エミールがダリルのブローチを失くしてしまい二人に責められている。オフィーリアは自分も一緒に探すからとなだめる。だが、広場中を探してもブローチは見つからず、エミールはとても心を痛めていた。オフィーリアは一度ダリルと話し合ってみるべく、彼の家に向かった。
ダリルは最近、母を失っており、悲しみから心が頑なになっていた。オフィーリアは素直になれない彼をエミールのもとまで導くことを考える。
広場に連れられてきたダリルは、いまだ必死にブローチを探しているエミールの姿を目にする。オフィーリアに大切な人の優しさを諭されて、ダリルの心境に変化があらわれ始める。
ふと気づくとエミールの姿が消えていた。近くにいたネイトの話では、ブローチをくわえていた様子の犬を追いかけて危険な「暗がりの森」に行ってしまったらしい。慌てて森へと駆け出したダリルに遅れてオフィーリアも森へと入っていった。
森の奥ではエミールとダリルを見つけたものの、獰猛な魔物に睨まれており、なんとかオフィーリアが駆けつけることができた。オフィーリアが魔物を撃退すると、エミールはダリルのブローチを見つけ出す。ダリルは、エミールにつらく当たったことを謝り、2人は無事に仲直りすることができた。
教会に戻りバルトロ司教と話していると、聖火は運び手の心を映すという話を聞かせてくれた。今年の聖火にはオフィーリアの優しさが現れているのだという。
次に目指すのは、コーストランド地方「ゴールドショア」だ────。
第1章のあらすじ
オフィーリア・クレメントは、雪の降り積もるフロストランド地方で聖火教会に神官として仕えている。 そして、20年に1度行われる”式年放火の儀式”、その大役に選ばれたのはオフィーリアの親友であり姉妹でもあるリアナだった。
しかし旅立ちの日を前に、リアナの父でありオフィーリアの養父でもあるヨーセフ大司教が倒れてしまう。ベッドに横たわるヨーセフに、リアナは式年奉火の儀式を必ず成功させると伝えるが、ヨーセフの容態を目の当たりにして旅立つことを迷い始めていた。
オフィーリアは決意した。リアナの代わりに自分が儀式の旅に出ることを。
そして「原初の洞窟」で聖火の守護者に挑み、儀式に使う「採火燈」を手にした。教会にもどり、リアナとヨーセフに「採火燈」を見せると2人は驚いたが、オフィーリアの覚悟に感謝の言葉を告げる。
こうしてオフィーリアは旅立った。まずは１つめの聖火があるという「セントブリッジ」へ────。
※ネタバレあります
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